太ももの前側が痛い場合の原因・予防法

何もしていないのに太もも前側の痛みで悩み不安がある方が実はたくさんいます。

病院へまず行くことは大前提になりますが、病院へ行って異常がないものは今回の記事が必ずお役に立てます。

まず、あなたの状態をチェックしましょう!

太ももの痛み

上記の画像の部分が痛むことがある。思い当たりがない

・お酒を飲んだ翌日などによく痛くなる
・胃が弱い自覚がある
・週5以上で激しいスポーツやトレーニングをしている
・炎症が起こっているような痛みである
・立つと画像のラインが突っ張る
・神経質である

一つでもチェックがある場合はこの記事を読むことで改善する可能性がありますし、動画付きのセルフ整体もご紹介していますのでぜひ実践してください。

目次

太もも前側の痛みの原因

肉離れ

太ももの前側の痛みがいきなり出てきた場合、スポーツなどをしている場合、つまづいたなどの予期せぬ衝撃を受けた場合一番に考えらるのが「肉離れ」です。

太もものちょっとした痛みだとマッサージやストレッチなどで緩和しようとしますが、肉離れの場合はマッサージやストレッチは余計に悪化させてしまいます。

まず、肉離れかどうかを医療機関で判定する必要があります。

靭帯、腱損傷

スポーツなどで靱帯や腱の部分断裂などを起こしても動けるため放っておく人は多いのですが、固定や手術が必要な場合もあります。

その判断は画像診断でしかわかりません。

痛みが慢性化する場合もあるので、医療機関の受診は必須となります。

他の病気

特に痛みが慢性化している場合、不定期に痛みが頻発する場合は精密検査をし病気の可能性がないかを探る必要があります。

病気であれば、整体や民間療法などは効果がないからです。

病院へ行って特に異常がないけど痛みがある場合は、原因が別の所にある可能性があります。

参考:吉祥寺千賀整形外科

整体の視点からの原因

病院の精密検査で異常がないけど痛みがある場合は、検査には出ないすごく細かい異常がどこかにあるということです。

その異常は次の3つに分けられます。

骨格の歪み

覚えていてほしいのが、骨格の歪み=関節の捻じれであり、骨そのものが曲がったりするわけではありません。

関節が捻じれてしまうと骨にくっついている筋肉も捻じれてしまい血流、リンパの流れが悪くなり、筋肉が固くなったり神経を刺激して痛みがでる場合があります。

筋肉が疲労して凝る

久しぶりにマラソンなどの運動をすると足がパンパンになった覚えはありませんか?

これは、筋肉に疲労物質がたまり一時的にパンパンになる現象です。

日常の生活で筋肉に疲労が蓄積すると慢性的に固くなってしまい痛みが出てしまいます。

内臓疲労

食べ過ぎると胃がパンパンになりますよね。

実は、東洋医学の経絡の流れを考えると胃に負担をかけると胃経(足の前側)が張るような繋がりになっています。

先人達が何千年もかけ発見した現象です。

これらの原因が一つ、または複数重なると病院では異常がなくても痛みが出る場合があります。

参考:杉並国際クリニック

太もも前側の症状別の原因

症状がどんな状況ででるのか?によって原因が違ってきます。

あなたがどれに当てはまるかチェックしてみてください。

転倒をした記憶があり、その後から痛くなった

意外に多いのが尻もち、転倒、軽い捻挫の後から痛くなったというものです。

こちらがヒアリングして初めて

「そーいえば」

と気づかれる方も多いですが、外部衝撃が加わると骨格の歪みができ、痛みがでる場合があります。

お酒を飲んだ翌日などによく痛くなる

お酒を飲むと肝臓に負担がかかります。

肝臓-筋肉と関係があるためお酒の飲みすぎや働きすぎなどで肝臓に負担がかかると筋肉が引きつれる場合があります。

丁度その時胃が疲れていると上記の画像部分に痛みが走る場合があります。

週5以上で激しいスポーツやトレーニングで痛くなる

部活動や筋トレなどの激しい運動をすると食欲が無くなる経験はないでしょうか?

日常の激しいトレーニングやスポーツなどにより胃に負担がかかります。

また、筋繊維の損傷を治すためにタンパク質を合成する肝臓に負担が行き筋肉が引きつれる痛みが出る場合があります。

炎症が起こっているような痛みである

胃が疲れ経絡に異常が見られると何もしていないのに炎症が起こったような痛みになる場合があります。

他に、さすると違和感を感じる何とも言えない痛みになる場合があります。

前傾姿勢になってしまう

胃経である太ももの前側が突っ張ると背筋が上手く伸ばせず猫背のような前傾姿勢になってしまいます。

ストレスがたまると痛みが増す

胃潰瘍はストレスが原因と言われていますが、胃は神経を使う作業、ストレスなどに非常に過敏に反応し、疲労してしまいます。

元々胃が弱いと痛くなりやすい

食べ過ぎると胃が痛くなる、ストレスがかかると胃がキリキリする、あまり物が食べられないなど小さな時から胃が弱い自覚がある方は太ももの前側にある胃経が突っ張り痛くなることがあります。

参考:疼痛.jp

太もも前側の痛みの予防

アルコールは添加物の少ないものを選ぶ

筋肉と関連がある肝臓は毒の分解をする場所です。

アルコールは毒なので肝臓に負担がかかるわけですが、それ以上に添加物などの分解にも肝臓は力を使います。

余計なものが入っていないアルコールであれば肝臓への負担を最小限に抑えることができます。

成分表を見ながら余計なものが入っていないものを購入することを心がけましょう。

よく噛む

意外に知られていない胃の負担の軽減方法です。

噛むという行為は一番最初の消化行為です。

しっかりと良く噛むことで胃の負担は大幅に減ります。

スポーツやトレーニングの休息日をしっかり設けるか分割する

日本人は練習のしすぎだと言われますが、実は海外の選手の方が練習量が多かったりします。

しかし、海外の選手はプログラムをしっかりと立てています。

例えばバスケに例えると朝はシューティング、昼は走り込み、夜は筋トレなどです。

実は練習を分割することで体への負担を最小に抑えながらも練習効果を最大にするのです。

もちろん休養日も非常に重要です。

休む時は思いっきり休まないと良いパフォーマンスは絶対に保てません。

現状の日本の制度では難しいかもしれませんが、しっかりと休む日を取り入れることを検討してください。

参考:東洋医学の基礎知識-養生

まとめ

・太もも前側の痛みがある人はまず、医療機関を受診し肉離れ、靭帯断裂、その他の病気の可能性がないかを調べてもらう事
・太もも前側の痛みの原因は歪み、筋肉の固さ、内臓疲労のどれか、もしくは複合的である
・太もも前側の痛みの関連症状をしっかりと把握し、自分の痛みの原因を掴むことが改善への第一歩
・精密検査で異常がない場合は今回ご紹介した予防法を守ることが重要

今回ご紹介した記事を読むといかに自分の体に負担をかけていたかをお分かりになると思います。

痛みは体からの信号です。

しっかりと受け取り体を第一にまずご慈愛してあげてくださいね。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

14年の整体研究から病気でない限り人の痛み、痺れ、疲れの原因は「骨格の歪み」「内臓疲労」だと突き止め全国でも珍しいオールインワン整体を研究開発。その結果、都内のみならず全国、海外からも口コミで来院。特に病院や接骨院に行ってもよくならない患者さんに選ばれ続けている。小豆沢整形外科認定院→ 詳しいプロフィールを見る

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