顎関節症
顎関節症について
顎関節症は、顎の関節やその周りの筋肉に異常が生じることで、様々な症状を引き起こす病気です。
症状
顎関節症の主な症状としては、以下のものが挙げられます。
- 痛み: 顎の関節や筋肉が痛む。口を開けたり閉じたりするときに痛みが増す場合もあります。
- 開口障害: 口が大きく開けられない。
- 関節音: 口を開け閉めするときに、関節から「カクンカクン」といった音がする。
- 耳の症状: 耳鳴り、耳のつまり感、顔面の痛みなど。
種類
顎関節症は、その原因や症状によって様々な種類に分類されますが、大きく分けると以下の3つに分類されます。
- 咀嚼筋痛障害: 顎を動かす筋肉(咀嚼筋)の過緊張や痛みを伴う状態。
- 顎関節痛障害: 顎の関節そのものに炎症や変形が起こり、痛みや開口障害を伴う状態。
- 顎関節円板障害: 顎の関節にあるクッションの役割をする関節円板が変位したり、損傷したりすることで、関節音や開口障害が起こる状態。
原因
顎関節症の原因は、まだ完全に解明されていませんが、以下の要因が考えられています。
- 歯ぎしり: 歯ぎしりは、顎の筋肉に過度の負担をかけ、顎関節症を引き起こす可能性があります。
- 食いしばり: 無意識に歯を強く食いしばることで、顎の筋肉に負担がかかり、顎関節症の原因となることがあります。
- 外傷: 顎に強い衝撃を受けた場合、顎関節や周囲の組織を損傷し、顎関節症を引き起こすことがあります。
- 姿勢の悪さ: 猫背や顎を突き出すような姿勢は、顎関節に負担をかけ、顎関節症を悪化させることがあります。
- ストレス: ストレスは、歯ぎしりや食いしばりを悪化させ、顎関節症を引き起こす可能性があります。
対処法
顎関節症の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。
- 保存療法:
- 薬物療法: 痛み止め、筋肉弛緩剤、消炎鎮痛剤などが用いられます。
- 物理療法: 温熱療法、超音波治療、低周波治療などが行われます。
- 口腔リハビリテーション: 顎の筋肉のバランスを整えるための運動療法です。
- マウスピース: 歯ぎしりや食いしばりを防ぎ、顎関節への負担を軽減します。
- 手術療法: 保存療法で改善が見られない場合、関節鏡手術や開窓術などの手術が検討されます。
セルフ整体
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整体を受けられた方の声
「顎の痛みがなくなりました!」
学生の頃から顎関節症で悩んでいて顎が外れたこともあります。
そのせいか頭痛にも悩まされていました。
最近は痛みが少しある程度だったのですが、急に顎が痛くなったのでこちらに連絡させていただきました。
見ていただくと顎の問題だけでなく全身の歪みや内臓の疲れた結果が顎に出ていると説明してくれました。
確かに昔から姿勢や癖が悪かったのは自分でも理解しておりました。
整体をやってもらうと顎の痛みが緩和しています。
また、肩や首まですっきりしていたのでこれは!と思い通わせていただきました。
結果、今は顎の痛みはなく口を開けるときにする音もかなり半減しました。
頭痛もなくなり仕事に集中できています。
顎関節、頭痛にお悩みの方にお勧めです。
森木さん 50代 講師